Gesanmedo ――Tibetan Highlands Elementary School Construction Fund NPO

 

謎の古代王国――グゲ王朝

 

 

 

 そうぼうたる土林のなかに古代の王朝を代表する壊れかけた城壁の跡がある。紀元10世紀から16世紀にかけて、ここは吐蕃王国の後継者がたてた古格王朝の中心であった。一説によれば、もっとふるい紀元7世紀前後のアリ象雄王国の王宮であったという。紀元17世紀の中葉に入ると、ラターク人に侵略され、破壊されてしまった。

 古格王朝の遺跡はいまでも雄大である。城は地面から山の頂きにかけて建てられ、部屋数が300余、洞窟が300余、それに高さ10メートルの仏塔が三列並んでいる。トーチカ、工事、地下道もあり、全体の面積が18万平方メートルである。中でも白廟、輪回廊、王宮殿、護法神殿がもっとも雄大である。廟堂には当時の壁画、レリーフ、石刻が残っている。いずれも絶品で、特征をもち、宗教の精神と歴史文化をものがたり、たかい芸術的価値を有している。

 古代の王宮から20キロメートルはなれた所には、托林寺を主とする寺廟遺跡、40キロメートルは々れた所の多香城遺跡、1キロメートルはなれた所の30余のまとまらない戸を積み上げた洞窟および軍事施設があり、これらも古格王朝遺跡の一部である。1965年に、国務院が第一次全国重点文物保護単位(重要文化財)に指定し、近年、緊急修復が施された。古格王朝遺跡は荒れ果てた原野にあり、黙々と歴史を語り、芸術の光を放ち、悲槍な美意識を人々に訴えている。


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――――世界の屋根探険会 烏里 烏沙 制作・2003年3月8日――――