東チベットの名花

 中平均標高は4000m越えるチベット高原、世界最高峰チョモランマをはじめ、世界で最も深い峡谷であるヤルツアンポ河大峡谷など、数々の世界1をそろえるこの地、景色だけではなく、植物の面も豊富である。ここは中国最大の森林区の一つでもあり、原生林の完ぺきを保っている。北半球の熱帯から寒帯までの主要な樹種はここでほとんど見ることができる。

 ここは植物大王国であり、高山植物だけで5000余種もある。ここでもっとも有名な植物花卉、チベット高原3大花卉といわれるサクラソウ、シャクナゲ 、リンドウについて紹介する:

 サクラソウ科 (Primulaceae) は北半球の暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物の科である。世界に28属約1000種があり、中国には11属498種が分布している)。

 

 シャクナゲ (石楠花) はツツジ科に属するが、中国でツツジ科と共に「杜鵑花」と呼ぶ。世界に100属約1350種があり、中国には確認しているのが14属718種が分布している。

 

 リンドウ科(Gentianaceae)は、リンドウ目に属する双子葉植物の科である。世界の広い範囲に分布し、極地や高山、砂浜など、かなり環境の厳しいところにも自生している。

 一年草または多年草で、地下茎の肥大しているものもある。葉は鋸歯がなく、対生する。約80属1000種あまりがあるが、リンドウ属Gentianaが圧倒的に多い。そのうち中国には確認しているのが15属351種が分布している。

 

本サイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
このサイトについて
リンクについて   著作権について   免責事項について
ご意見・お問い合わせ
 

home

―――チベットカム山岳研究同好会・最終更新日:2009年2月26日―――