Gesanmedo ――Tibetan Highlands Elementary School Construction Fund NPO

 

基金会のご案内

チベット高原初等教育・建設基金会趣旨

 特定非営利活動法人チベット高原初等教育・建設基金会は、チベット高原に小学校を建設することによって、子どもが教育を受ける権利を保障すると共に、ここを社会教育の拠点として地域の向上発展を目指す。建設に至る過程とその後にわたって、チベット高原現状や固有文化・芸術等を日本に紹介して両民族間の国際的な文化交流をはかり、未来世代の友好と健全を通じて世界の平和に貢献することを目的とするボランティア団体である。

 チベット高原いろいろな意味で、厳しい自然・社会的状況にある地域であり、苦難にあえぐ民族といえる。中国と日本は一衣帯水の隣国で、2000年以上にわたり正負両様の交渉・交流が続いてきたが、現在中国西部の自治地区であるチベットに、日本人の大多数はほぼ無関係無関心ですごしてきた。チベットには長い歴史と仏教信仰によって培われた独自の文化があり、人びとは純朴温和な農牧民が主体である。現代の急速な変化に取り残されて貧しい地域の一つに落ちただけではなく、沿海部からおしよせる市場経済の波に押されて、固有の文化をも失おうとしている、いわば民族存亡の瀬戸際といっていい。

 チベット高原には21世紀の今も、小学校さえ無い地区がいくつもある。その一区画ずっでも、子どもたちが学び未学の青少年も集う教育の場を作って行けば、彼らがやがて未来を自ら考え切りひらいていく基盤とすることができよう。学校建設を契機にわれわれ日本人が、この隣国の愛すべき少数民族と新しい交流の糸を繋ぎ、文化を知り合い理解を深め合うなら、きっと次代の両国、両民族の未来に、さらには世界の平和にプラスする小さな石を積むことになるだろう。

 本会はチベット系と漢族両方の血を引く青年李靖(彝族名烏里烏沙)が、日本留学を機縁に故郷チベットに小学校を建てることと、それを背景に日チ文化交流を志し、趣旨に賛同する日本人ほか多数が集まって、実現を目指して2001年秋に発足したものである。すでに2000〜2001年に四川省甘孜チベット自治州理塘県に候補地を絞り、当県知事・教育局長らも了承、会員の現地見学行を案内するなど協力してくれている。ほか、厳しい自然・社会的条件にあるチベット高原の未就学児童のため、学校のない地域に小学校を建設する事業をはじめ、奨学金制度を創設ことにより、子どもたちが等しく教育を受ける権利を保障する事業、チベット高原のもっとも厳しい諸条件下にあるところの向上発展などの一助となることをを目指している。その活動を通して、チベット地域だけではなく、世界にも通用する有能な人材を育成すること、チベット高原の現状や固有文化・芸術等を日本に紹介して両民族間の異文化交流をはかること、未来に向けての友好と健全な発展を通じて世の中の平和に貢献することなどを目的とするボランティア団体である。

  またその目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。

 

 (1) チベット高原に小学校を建設及び運営に関する事業

 (2) チベット高原を中心とする中国西部少数民族の初等教育に関する資料の収集と調査研究

 (3) チベット高原を始めとする中国西部との文化交流と現地体験事業

 (4) 当地域に適した有能な教師養成の方途研究と関係機関への提言

 (5) 初等教育を受け得なかった児童・青少年を主対象とする教育の研究と試行

 (6) チベット高原の自然・社会環境調査と保護・改善への協力

 (7) 前号に掲げる事業を遂行するために行う関係機関・団体との連絡・協調

 (8) 前号に掲げる事業を遂行するために行う必要な資料・著作等情報の発信事業

 (9) その他本会の目的を達成するために必要な事業

       平成13年05月13日               

                 特定非営利活動法人

                 チベット高原初等教育・建設基金会

                 理事長 烏里 烏沙( ウリウサ )

 


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―――チベットカム山岳研究会制作・2009年1月5日―――