Gesanmedo ――Tibetan Highlands Elementary School Construction Fund NPO

 

2004年こそ小学校を完成させよ

――理事長 烏里 烏沙

 

 基金会会員のみなさま、お待たせいたしました、しばらく休刊になった会報はやっと復刊となりました、そのあいだに基金会の動きを教える方法がなくて、申し訳ございません、わたし自身もこころつらいと思います。基金会設立以来、チベットの厳しい環境の中で小学校をつくることをめざして、まもなく3年となりますが、今年にさまざまな活動をして、頑張った結果、そのさきはようやく見えてきました、小学校建設を早期に実現し、工事を一日も早く着工するため、今年9月に基金会会員と早稲田大学芸術学校の学生たちを中心に18人からなる調査団によって行ない、現地での素案を作成し、理塘県教育局と協議の上、覚書を締結、10月に現地政府による見積書が提示され、11月に協議書を締結しました。

 中央政府をはじめ、世界各地にチベットを支援するボランティア団体が多いですが、それはほとんど、チベット自治区に対し、行なわれている援助で、カム地方に届きにくいです、21世紀の今も、小学校さえ無い地区がけっこう存在している。現在、わたしたち基金会 はその 環境がもっとも厳しいところである曲登郷(標高4300メートル)に小学校建設活動を進めており、カム地方の貧しいチベット族の人たちにとって大変重要な支援プロジェクトと思います。

 彼らはわたしたち基金会に大変期待しています、基金会にとって、このプロジェクトは一昨年から計画してきたもので、わたしは、小学校建設予定地への視察するのも、今回で第3回目です。チベットの文化を継承するに、その一環として、小学校は、チベットの独自の建築方式を取り入れて、建築家の斎藤祐子氏が現地にふさわしい建物を設計していただき、図面はすでに現地の教育関係者に渡し、今年の秋に契約も済ませ、来年の8月には完成させる予定です、一昨年って、思われると、まるで昨日のようですが、現地の適学の子どもたちにとっては決して短くありません。かれらに一日も早く教室の中に座って勉強するスガタを見たいです。

 中国の教育システムは日本と違って、新学期は9月1日です、その時、わたしたちの小学校の建物はすでに完成してあるので、9月1日に入学式を行なう予定です、できるだけ多くの人々に現地の情況を理解してもらい、寄付していただける方々や、会員のみなさまも現地に行ってみたいかなあと思われる方がいらっしゃると思います、基金会では、来年の8月から9月にかけて、10日〜15日間くらいの小学校建設予定地への視察旅行を計画しております、チベットの諸相に関心があり、チベットでの現地体験したい方々は、この機会を是非お見逃しなく、ご参加をお待ちしております。

 


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――――チベットカム山岳研究同行会 烏里 烏沙 制作・2007年12月15日――――