幻の花・青いケシ

 

 

 ブータン王国の国花に指定されているヒマラヤの青いケシ(メコノプシス属Meconopsis spp)またヒマラヤの花の女王ともいわれています。

 それは標高4000m前後の高山地帯にしか生えないですが、本属種としては最高所(標高7000m)でも観察されたことがあるらしい、四川や雲南では標高の低い2000m森林のなかや、斜面にしばしば見かけます。

 花の特徴はだいたいケシ属と共通しますが、ただし、花弁は多くの種が同一種内でも枚数が一定しておらず、株によって6-8枚の花弁を付けることもあります。また毛に関してもほとんど無毛のM. cambrica からサボテンのような棘を備えた M. horridula までと様々です。大きな種では草丈が最大2mを越えるが、数十cm〜1.5m程度までのもののほうが多いです。

 色は青以外の花色も赤、ピンク、黄、クリーム、紫、白などがあります。

 

 

 青いケシのメコノプシス属Meconopsis spp、ヨーロッパ(アイルランド、イギリス南部、フランス西部、イベリア半島北部)ただ1種で、ほかの全種類約50種がヒマラヤから中国西部の高山帯にあります。最近、中国の奥地といわれる横断山脈地帯に相次いで新種を発見し、ヒマラヤの青いケシといわれるが、分布の中心はヒマラヤ山脈より、むしろ東チベットのほうが適当と思います。

 青いケシの中国名は緑絨蒿で、主に、ほとんどの種は中国のチベット自治区及び中国横断山脈(青海省、甘粛省、四川省、雲南省)という隔離分布しているが、残念ながら、多数の中国人は緑絨蒿というのが知りません。

 ここで、主に四川省のジャイアントパンダ保護区、ミニャ・コンカ周辺と沙魯里山系で撮った花を紹介します。

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―――チベットカム山岳研究同好会・最終更新日:2009年2月26日―――